アマゾンの仕組みから惰性に気づこう

 フォーブス米長者番付1位となっているのが

アマゾン・ドット・コム

ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)

 

そのアマゾンの強みは

徹底した顧客視点の追及

 

経営コンサルタント大前研一氏によれば

ネット通販で成功するためには

ネット上の顧客の入り口である「ポータブル」

商品の代金を受け取る「帳合」

商品を届ける「物流」

この三つが揃っていなければならないという

 

それを実証したのがアマゾン

 

創業者のジェフ・ベソスは

本のポータブルから入って

世界中で利用者にクレジットカードの登録をさせて

帳合をひたすら拡大し

本を迅速に届けるための物流システムの整備に

ひたすら没頭した結果

単なるネット書店でもIT企業でもなく

あらゆる商品を取り扱う世界有数の「小売業」になった

 

ちなみに

楽天」も同様で三拍子そろっている

 

アマゾンがすごいということを言いたいのではない

 

ここで考えてほしいのが

顧客にとって

非常に便利だということは

どういうことかということ

 

アマゾンに限らず

人工知能

ロボット 

便利さはその人にとって

苦痛さ、面倒くささの軽減となるが

その分の時間と手間を

何に使っているかだ

 

その時間と手間を

自分の未来のために

使っているなら

考えているならいい

 

自分の強みを活かすためとか

不得意さ、弱さを補っている面があるなら

考えているならいい

 

たいてい「惰性」となる

 

つまり

さらに考えることがなくなる

 

さらに動かなくなる

 

人間が本来持っている能力を

使わないものが多くなる

 

便利さは堕落させることに気づこう

 

加えて

生産性を上げることは

人がいらなくなるということだから

(雇用数が減るということ)

 

ただ

本当に必要な人がいるから

すべてそうだというわけではない

 

それに

売る側にとっては好都合

 

売上利益貢献しているから

(従業員が豊かになる面では)

 

ところで

スティーブ・ジョブズも生前

「パソコンをやるやつはバカだ」とか

言ってたらしい

 

売っている本人がそんなこと

言う意図は何か

 

要は

頭を使わなくなることが

良くないということだろう

 

便利さをただ楽になったと

楽しむだけでは

お金を搾取される側となるということ

 

収入を上げるということは

考える力がいるということ

 

どうやったら

便利になるだろうか

 

どうやったら

面倒くさくならないようにできるだろか

 

どうやったら

人は喜ぶだろうか

 

どうやったら

役立つだろうか

 

どうやったら

生産性が上がるだろうか

 

 

日頃から考えて考えて考え続けること

 

頭と心と体を鍛え続けるということ

 

依存して周りに頼る人になるか

=お金を払い続ける側

 

人から頼られ続けられる人になるか

=お金をもらい続ける側

 

今のうちに考えておかないと

 

時間という貴重な資源を

惰性になっていることに気づこう