そのときの感情ではなくより大きく考える

誰もが自分の世界観で

他人との比較しながら

自己重要感を得られるような生き方をする

 

しかも無意識にだ

 

人との比較によって

幸福にも不幸になるというもの

 

人の目、言動や行為

評価、うわさなどを気にしながら

自分の心を安定できるように

 

人が幸福と思ってもらえないものは

あなたは幸福の基準とはなり得ないですか

 

だれもが共感してもらえるものを

自分の幸福にするなら

生涯あなたは幸福を維持できないだろう

 

しかし例えば

あなたが身近な人で

あなたより収入が多い人がいるとするなら

あなたはその人を気にしますか

 

比較しますか

 

そんなことを気にする人は

そんなにいるとは思えない

 

気にする時は

たいてい心に負荷がかかっているとき

しかも自らではなく

その比較という呪縛によるもの

 

収入に限らず

あらゆるものが

無意識(本能)の比較の呪縛によって

幸福を感じるときと

不幸を感じるときがあるだけ

 

そこに意思というものはほとんどない

 

あるのは

感情に従ったものだけであり

内なるトカゲによる作用によるもの

 

感情の奴隷となっている自分に気づこう

 

 

常に天秤となって

そのときにどちらが重いか軽いか

 

 

ぜひ

そのときの幸福や不幸ではなく

より大きく考えてみよう

 

ちなみにアリストテレス

『ニコマコス倫理学』からの一節

「幸福な人は

  時折ではなく人生全体にわたって

  完全な徳に基づいて活動しており

  かつ外的な善を十分に与えられてきた人」だそうだ

 

 

あなたの人生の幸福とは何ですか

 

収入の多さですか

 

認められることですか

 

ほめられることですか

 

贅沢な暮らしができることですか