先延ばしにするのはなぜ?

先延ばしにするクセは誰にでもある 

そのために後悔することもある

 

早くやればいいのに

「あのとき、やっとけばよかった・・・」

「もっと早くやればよかった・・・」とか

 

人はなぜ「先延ばし」をするのか

 

その理由は具体的にはいろいろあるが

大きく分けるとたいてい3つに集約される

 

「お金がない」

「時間がない」

「自信がない」

 

それではなぜ

お金がない

時間がない

自信がないのだろうか

 

人間の意識と性質で考えてみよう

 

まず

将来の人生設計を考えますか

 

1年後の自分

3年後の自分

5年後の自分・・・10年後の自分を考えながら

今を生活することありますか

 

将来のことを考えることは

真剣に考えることはないだろう

 

そんな将来を考えるより

今の生活や楽しみを考えるが多い

 

つまり

人は今を考えている以上に大切なことない

 

今意識できる以上に意識はできない

 

だから

「お金があれば・・・」と意識するなら

「お金があるとき」にしか考えない

 

「時間があれば・・・」と意識するなら

「時間があるとき」にしか考えない

 

「自信があれば」と意識するなら

「自信があるとき」にしか考えない

 

つまり

自分でそう考える限り

生涯お金も時間も自信もあるようにはならない

 

身近なところで見渡してみよう

 

最初から「お金がある人」「時間がある人」「自信がある人」はいるか

 

もしいたとしても

そういう人には滅多に出くわさない

 

もう一つの真実として

そういう資源が多くある人たちは

収入を増やすように

時間をつくれるように

自信がつくように必ず「何か」をしている

 

つまり

最初からあるのではなく

「ない」から「ある」にプロセスを自ら歩んできた人

 

では

どうやって「ある」ようにしてきたのかを考える必要がある

 

それではもう一つの人間の性質から考えてみよう

 

そもそも人間は現実味が湧かないと動かない

 

リモコンでボタンを押せば

テレビが見れるというくらいの

当たり前の感覚がなければ

お金を貯めること(収入を増やすこと)も

時間をつくることも

自信を持つこともできない

 

それは人間の本能(無意識レベル)が

「より良い」ものに対して確実性と即実性を求める

 

つまり「確実に」「即座に」得られるものを求める

 

反対に

「いつまでに」と区切られれば

たいてい時間一杯に使おうとする

 

つまり

面倒で苦痛なことは追い込まれないと

なかなか重い腰が上がらないのが人間というもの

 

先延ばしにする最大の原因は

「よりよいもの(将来)」が人間の本能が毛嫌いする

不確実性(保証がなく)で

遅効性(時間がかかる)のものが多いから

 

だから

リスク(無駄な努力や損、失敗)を無意識に避けようと

「先延ばし」を安易に選択する

 

しかし

確実に言えることは

今の環境は必ず変わるということ

 

さらに言えば

それが自分にとって

都合のいい環境にはならないということ

 

その環境の変化に適応するしかない

 

だから

まず時間をつくる「何か」をして

収入を増やす「何か」を学び

「何か」で学んだことを実際にやり続けなければならない

 

医療の進歩により

日本は平均寿命が80歳を超えている

 

ということは

日々を楽しく暮らすことを考える以上に

「長生きするリスク」を考えなければならないということ

 

つまり

長生きしても

心豊かに生活できるようにするには

今から何を準備しておくかだろう

 

そのうえで

自分の人生設計は自己責任で考えないと

環境(国、政治、経済など)の保障を期待したり

何とかなると安易に考え

先延ばしばかりしたのでは

老後の不安を抱えたまま

その時になって後悔することになる

 

しかし

頭で分かっていても

先延ばしにするのが人間というもの

 

それでは

どうすれば今を楽しみながら

より良いものに時間を割くことができるだろうか

 

そんなこと可能だろうか