自分の世界観は正しい前提で物事を捉えていませんか?

あなたの世界観がすべてではないことは

理解できることだろう

 

世の中

自分より世界観が広い人も数多くいる

 

しかし

世界観とは

自分の考え方や価値観、視点、目的等々

独自の理性の部分を介したものだから

 

そこにエゴを含めた感情が加わる

 

客観的に見ているとしても

必ずあなたのそういったフィルターを通したものとなっている

 

意識しなければ気づくこともないだろう

 

今までの培った知識や情報が

間違ったままなら

さらに気づかないまま

あらゆる事象を捉えて評価判断してしまう

 

自分の考え方を否定されれば

不快な情動によって

自分自身の固定観念のとらわれ

視野を狭くして

自分の立場を守ることに終始する

 

しかし

心が安定しているときに

自分で自分を否定することに

何ら不快な情動は起きないはず

 

だから日頃から

今の自分自身に疑問を持つこと

 

前提という

今の自分の知識力と考え方が間違っていないかどうか

 

加えて

今の選択に対するエラーは何か

(つまりトレードオフは何か)

 

不快な情動が起きれば

そのときはもう気づくのも難しいから

その前とその後に気づけるような意識を持とう

 

そのときは仕方ない

 

受け入れることだ

 

ここで書いてることもそう

 

ここに書いていることが

正しいとは限らないという前提で

あなた自身でしっかりと思考錯誤すること

 

自分自身にも世界観がある

 

だから

その世界観を常にアップデートするようにしている

 

そのための日々の情報や知識のインプットは欠かせない

 

日々いろいろな分野の本を読むが

専門家はその分野にはとても勉強になるが

他の分野の話や考え方や人となりとなると疑問を持つことが多いし

前提が間違っているのではないかと思われることも多い

 

科学に深い人は基本

経済の話に対しては?に思うことがあるとか

 

経済に詳しい人が

科学のエビデンスを理解していないと思うこともあるとか

 

評論家、ジャーナリストも同様

 

もちろん

知識量はとても豊富な人は多いが

どこか基礎知識が抜けているところが必ずある

 

自身のメンターもそういうところがある

 

もしかしたら

それは知っていてそう言っているのかもしれない

うがった見方もできるかもしれない

 

しかし

それは当たり前のことで

すべてを網羅している人はほぼ皆無だろうし

上述した人たちもビジネスという観点でそうしているのかもしれない

 

だからこそ

何事も鵜呑みにしないような意識づけはとても大切

 

一つ例を出すと

ある本の一節

 

『御用学者とは権力におもねる学者という意味ですが

    読者のなかには「まさか、偉い学者が権力に媚びて

   故意に嘘をつくはずがない」と

   思っておられる方がいるかもしれません

   しかし残念ながら

  「権力から独立して自分の意見を貫ける学者」というのは

   日本では極めて少ないというのが私の印象です』

 

これは人間である限り、海外でも同じことはあり得ることだろう

 

お金と権威(自己重要感)は人間のエゴの大好物だから

 

しかし

その人がどうこう言いたいわけではなく

そういう前提のもとでインプットを日々アップデートしていこう

 

インプットしても

感情で否定するような心の状態で

捉えようとすることは避けよう

 

ご自身のよりよい未来のために