人間性を磨く本当の意味・・・

何にでも通じることではあるが

スキルやノウハウを生かすも殺すも

学び方と実践するための考え方が必要

 

そうでなければ

単なる自己満足

ノウハウコレクター

血肉になり得ないものとなる

 

ではここから本題

 

守破離の原理」はご存知だろうか

 

第一段階「守」 

真似てから(パクってから)

テンプレートのまま実践し

最初から完璧を求めず

早くからエラーを経験する

もちろん大小なり成功体験もあるだろう

 

第二段階「破」 

実践量と経験量を積み重ねながら

そのままで使えるものや

そのままでは使えないものを見極め

或いは捨てるものを取捨選択し

微調整、修正しながら質を高めていく

 

第三段階「離」

磨かれてさらに自分にとってよりくして

自分のものにする

感覚知でできるようにする

(感覚的にできるようにする)

オリジナリティが仕上げていく

 

 しかし

それが文脈によって

変化スピードは変わるが

原則は変わらない

 

結果(変化)を生み出す原因を

スピードよりしっかりと血肉にしていく

 

ゆっくりと

(人間の性質としてこれがとても難しい)

 

スピードはその後だ

 

個人レベル、能力の向上スピードは

当然違ってくる(差が出る)

 

能力がある人がいつも教える言葉に

惑わされないこと

 

無駄な努力をしないようにとか

より少ない努力で大きな成果を求めるとか

遠回りしないように近道をさがすこと

 

その言葉はたいていプロセス半ばにおいては

それこそが無駄な言葉

 

それに加えて

成果、結果が出るスピードの速さは

環境と運の要素も大きいことも理解しよう

 

最後に最も自分が納得できるものは実際の経験

 

経験しなくても分かるようになるのも

経験量(場数だ)

 

どんなアプローチで移行するにせよ

 

変えたいと思っている本人が

内発的動機づけがあるかどうかだ

 

要はやりたい気持ちや

やりがいがあるかどうか

 

それに加えて環境について考えてみよう

 

その場のリーダーの導く力に

いろんな文脈で

ついていけない人もいるし

理解できない人もいる

 

当然

その時の個々人の能力の差はある

 

チームやプロジェクト(組織変化)は

一人一人の能力も人間性も違う中で

部分最適(身近な見えるところ)ばかりにとらわれる

 

全体像が理解できなければ

改善のつもりが

自分の能力向上のつもりが

あなた自身の生産性が

他の人の生産性を下げることもあることを理解しておこう

 

チーム力を向上させて

全体最適を考えてみよう

 

要は

自分事だけではなく他人事にも

目を向けてみる

(それも能力向上のひとつ)

 

全体の変化スピードと

個々人やチームの変化スピードを

どう捉えるかだ

 

特に個人レベルで「心、内発的動機づけ」が大事だから

 

そこを無視して

ただ「理性」で

良い方法論だからといって

その人を説得しても

鎧を被ることにもなるし

歪みが出てくるから

 

最終的には

理論で学ぶ人間心理で考えたところで

実際の人間心理は微妙に違ってくるから

 

つまり

一人一人違うものとして

一人一人をしっかりと理解することが

必要になってくる

(信頼関係構築としても)

 

時間はかかるが

心の変化は水ものであり

個人によるものが大きい

 

変化プロセスには

個人としても

組織としても

スキル向上と同時に

心も育っていくこと

人間性を磨かくことが必須条件だから

 

能力向上だけで

そこに人間性がともなっていなければ

必ずエゴがその人自身も

組織もダメにしてしまう

 

世の中の著名人の失敗を読み解いてみよう

 

パターンがあることに気づけますか

 

人間性の大切さが理解できれば

そのパターンも分かるだろう