能力向上のためのステップは守破離の原理どおり
『守破離』とは
物事を学ぶ時の姿勢として
昔から受け継がれている言葉
この姿勢は
今のあなたのレベルより高い
物事を実行するために
最も大切な基本姿勢
修行を積む過程での順序を表す言葉で
独自の境地を拓く道筋として
師の流儀を習い学ぶ事の教え
自分なりの解釈としては
「守」
真似てから(パクってから)
テンプレートのまま実践し
最初から完璧を求めず
早くからエラーを経験し
「破」
量をこなしながら
そのままで使えるものや
そのままでは使えないものを見極め
微調整、修正しながら
質を高めて
「離」
自分のものにする
オリジナリティを含んだものにする
自己組織化で進化させる
それが文脈によって
変化スピードは変わっても
原則は変わらない
結果(変化)を生み出す原因(自分と環境)を
スピードよりしっかりと血肉にする
スピードはその後だ
文脈や環境や個人の持ち札によっては
物事のスピード変化は速くなるし
大きいものになる可能性はある
しかし
統計学に平均への回帰があるように
1、2回くらいの成功で
すべてが分かることもないし
右肩上がりになることもない
基礎的レベルという土台作れていない状況では
脆弱なものとしかなり得ない
代償の法則
少数の法則
相応のところに戻されるから
ある意味
運任せの人生ということ
個人レベルの変化、能力の向上は
ゼロから足し算からのスタートだから
決して掛け算からではない
だから
より早くより簡単にしようという
人間の本能に直結するものに
目と耳と体が向きがち
そうなると
無駄な努力をしないようにとか
より少ない努力で大きな成果を求めるとか
遠回りしないように近道をさがすこと
早く楽になりたい
早く認められたい
という本能的な思考や感情が根源となるものが
原動力となるから
初動は強いがそこから運よく早く上がれればいいが
たいてい失速する、フェードアウトする
続かないから
その考え方を抜け出さない限り
成果、結果が出るスピードの速さは
文脈と運の要素も大きいことも理解しておこう
最後に最も自分が納得できるものになるのは
実際の経験量だから
経験しなくても分かるようになるのも
経験量(場数だ)
どんなアプローチで移行するにせよ
変えたいと思っている本人が
内発的動機づけが強いだけの目的と
歩むための心の柔軟性があるかどうか
その持続性にかかっている