前提を保てるように心の状態を維持しよう

思い通りにならいないことが多くないですか

たいていが

人生は一度きりだから

いつどうなるか分からないから

｢日々を楽しく過ごしたい｣

｢日々を幸福に過ごしたい｣と

口に出さなくても思っていることだろう

ところが

誰もがそれを強く望むがゆえに

現状を維持することに終始してしまう

なぜなら

確実で分かりやすい見えるものすべてで

今の幸福、楽しさ、心の拠り所を求めてしまう

お金がもっとあれば・・・

いい暮らしができる

欲しい車に乗れる

楽しい旅行ができる

美味しいものが食べられる

やりたい趣味ができるなどなど

キリがないくらいあるだろう

何より今の｢安心感｣や｢幸福感｣をもたらす

元となるのが分かりやすい｢お金｣であることは間違いないだろう

しかし

一方で｢お金で幸せは買えない｣と

思ってしまう自分もいる

｢お金を持つとロクなことにはならない｣

｢お金を持つと意地汚くなる、性格が変わる｣

と考えてしまうなら

これって矛盾していることになる

なぜ、そう考えてしまうのだろうか

いろんな要因があるにしても

その時の状況(感情、心の状態)によって

自分の心を保つために都合のいいように

解釈してしまうのが人間の性

このことがいい悪いではなく

まず人間の性質上

｢そうなんだ｣と捉えるよう

例えば｢お金で幸せは買えない｣とは

本当にそうだろうか

冷静に考えれば

買えるものもあれば

買えないものある

それをなぜか

すべて一括りにしてしまう

少なくとも

お金によって

自分も人も助けられることがある

だからこそ

お金を稼ぐ手段

つまり働けること、仕事ができることは

とても尊いこと

もっと言えば

お金そのものに意味はない

意味づけしているのは

他ならぬ「自分自身」

これはお金に限らず

何にでも言えること

前提にある

今までの培ってきた自分自身の価値観、考え方によって

外的な見えるものを有意義なことにするかしないかは

変わってしまうということ

それでは大切な｢お金｣を

生み出すものは何だろうか

もちろん

増やす手段はほとんどの人が働くことだろう

自分にとって意味あるものに

お金を使いたいと思うはず

無駄に使わないような

節約や貯金という手段もある

しかし

そのためには人生で最も大切な資源として

｢時間｣が必要なはず

働く時間、節約する時間

そして

人生の中で最も多くの時間を費やすのが｢仕事時間｣

その「仕事時間」を

楽しい時間ではなく

苦痛な時間、ストレスのたまる時間にしてしまう

自らというより義務的にやる自分がいる

その代わり楽しみや幸福を

趣味、気の合う友達と会うなどの

少ない｢余暇｣の時間にだけ感じるようにしてしまう

そんな多くの苦痛な時間と少ない余暇の時間で

これからずっと楽しく幸福に暮らしていけるだろうか

８０歳まで働く時代になると言われている

そんな状態を後何十年と

続けていかなけないだろうか

それ以上に

お金や時間よりも「自分の心」を大切にしていこう

そうしないと

｢感情つまり心の状態(無意識レベル)｣によって

自分にとって大切な価値観(意識レベル)を

簡単に捨て去ってしまう

家族が大切

健康が大切

自分が思っている大切な価値観を

簡単に忘れさせるのが

何より自分の｢心｣

｢心｣が荒んでいればどうなるか

冷静なときに考えれば誰もが分かること

心に余裕がなければ

無駄にお金や時間を使ってしまう

或いは

自己中心的な考え

或いは、被害者意識

嫌な気持ちのまま無理やりやる気が出だろうか

前提を変えてみよう

今のありのままの自分を肯定すること

受け入れること

どんな時も幸福な気持ちで人と接し

幸福な気持ちで物事に取り組めるようになること

多くの時間を費やす仕事そのものを楽しめるようになること

仕事を「やりがい」があるものにすること

最初から環境が恵まれている人(幸福な人)は稀

それにどんな人でも

お金があろうとなかろうと外的な出来事で悩みは尽きない

人生は外的なものでは不公平であり

自分のことを理解してもらえないことも多い

一方で

内的(精神的)なものにおいては公平

なぜなら

自分がその気になれば

どうとでもなるから

外的な見えるもので振り回されないように

人生はいいことが続くこともないから

そんな時でも「良い心の状態」を保てるように

日頃の心のコマメのケアは

自分と周りの人間関係においても

とても役立つこと

そうは言っても

実際にどうすればいいのか・・・

そこをどうすればいいかを

教えてくれる人はそうそういないだろう