内なる獣の存在を自覚しよう

有事だろうと無事だろうと

基本、人は無事の心で
日々を過ごす

当たり前といえば当たり前

でも
人間社会で生きる限り
何事もなく過ごせることはまずない

環境でもそう
自然災害も含め
何があるか分からない

いつ死ぬかも分からない

未来は描いても
その通りになることはない

無事に過ごして
そうなることもない

無事だから
そうする必要もない

有事があるから
もがき苦しんでも
何とかしようと
未来を変えていく

有事があるから
目的が分かるようになる

或いは
受け入れてあきらめる

そんなことを考えながら
有事のことを考えながら
生活することはまずない

不安だらけの生活となるから

自分事でなければ
他人事の有事は冷静に見れる

が、有事が自分事になった瞬間
我を忘れる

なぜ、自分だけがこんなことが起きる

なぜ、自分だけが・・・

正しいことばかりやってきたのに

でも
有事が自分を見失うと同時に
自分を思い出させてくれる

こんな自分はいやだ

絶対に自分を変えてやる

感情がどっちを支配するか

あきらめか

希望か

それは
やっぱりその時の人間性と環境状態

有事だろうと

無事だろうと

心の状態で良くも悪くなる

有事に
どう反応するかで
人の本性が現れる

内なら獣の存在を自覚しよう