心の作用による感情を理解する

心の作用から感情に働きかけることもあるし

感情が心の状態に働きかけることもある

 

さらに

人の言動からも

人の行動からも

想定内、想定外の出来事からも

自分の考え方、価値観、信念に

合っているものと合っていないものによって

感情と心の作用が相互的に影響し合う

 

それによって

無自覚に無意識に

気づかないうちに

心が安定したり

不安定になったりする

 

この

外的なものと

内的なものとの相互作用によって

自分の心の状態が

瞬間瞬間にも移り変わる

 

誰もしも

普通はそんなことを

考えない

 

嫌いか好きかとか

善か悪かとか

不快か快かとかで

すべてを一瞬にして

評価判断してしまう

 

そこに無意識に

思考することは起こりえない

 

だからどうにかして

意識下に上げないと

思考することはできない

 

本当にこの評価判断は正しいのか

 

理屈道理に動く人間はいないと

よく言われる通り聞かれる通り

心の作用と感情とで

日々評価判断していると言ってもいいくらい

 

もちろん

人には良心があるし

人には道徳心が芽生える

やっていはいけないことを

ブレーキしてくれる「心」があるのも確か

 

だが

これを鈍くするのが「心の状態」でもある

 

思考(意識)と心(本能)を結びつけるものは

何だろうか