価値観に沿って生きる意義を知ろう

環境の変化に不安を感じていませんか?

 

本当に コロナ禍であるかどうかは疑わしいが

不安な生活を送っている人もいるだろう

 

早くコロナ禍が終わらないだろうかと

思っている人も多いことだろう

 

ところで

コロナ禍が起きる前にこんな状況になると

誰が想像できただろうか

 

それによって

今までと環境が変わってしまった人もいる

 

しかも自分が望まない環境になってしまったかもしれない

 

そうなると将来に不安を抱くことになる

 

もっとも生活に必要な仕事も余儀なく制限されていれば

さらに不安も増すことだろう

 

一方で

話が暗い中でも以前と変わらず生活ができている人もいる

 

或いは

ピンチをチャンスにと考えてよりよくなっている人もいる

 

どうして人によってこんな違いが出てくるのだろう

 

才能

 

 

恵まれた環境

 

はたまた

他になにかあるのだろうか

 

これからの生活を

外的な変化に左右されることなく

生活をよりよくしていくために一つ考えてみよう

 

日常生活において

将来のことを考えながら

実際にそのための行動を日ごろからしているか

 

たとえば

それが貯金だろうし

或いは投資(株、NISAなど)かもしれない

 

さらには

健康を維持するために食事や適度な運動

 

他にも

資格取得のための勉強や技術向上や

生活向上のための情報収集や訓練など

 

これらは

ゼロがすぐ百になるようなものでもない

 

日頃の実際の相応のプロセスを経て

初めて自分のものになるものばかり

 

つまり

良い習慣を身につけること

 

しかし

頭では分かっていても

実際にやるとなると続かないものが多い

 

さまざまな要因があれど

一つの理由として

人間の遺伝子には「遠い未来」に

対応するシステムが備わっていないから

 

その一方で

今を生き抜くため

生存のための防衛システムが備わっている

 

その一つが「不安」という感情

 

進化論においては

すべてに存在理由があると考える

 

「不安」の機能は人類の進化においては

「アラーム」という役目だった

 

古代の狩猟採集民において

まだ正体があきらかではない生存の危機を察知して

事前に対策を取られるように「不安」を抱かせる

 

不安がなければ

未来の危険になすすべがなく

絶滅していたことになる

 

一方で

「喜び」や「楽しさ」といった感情がなくても

すぐに生存の危機には結びつかない

 

もちろん

楽しみがない人生など送りたくはないが

少なくとも人類の進化においては

ポジティブな感情よりもネガティブな感情のほうが

役立ってきたのは間違いない

 

不安はあくまで

目の前に迫った危険への対策をうながすための

脳のシステムによるもの

 

だから

未来にある危険に対してではない

 

そう考えると

現代人においては

不安は誤作動を起こしている状態

 

それを正すために

その遠い未来を心理的

今に近づける(現実味を帯びる)ようにする必要がある

 

では、どのように考えればいいか

 

自分の「価値観」に沿って

日常を生活していますか

 

実際の研究結果として

価値観に沿って生きている人ほど寿命は長くなっている

 

価値観が明確な人は

自然と健康的な食事と運動を実践しているという

 

さらに収入にも影響を及ぼしている

 

自分の価値観に従って日々を暮らす人ほど

年収と貯金額が多くなっている

 

この傾向は

人の性格や人生の満足度を考慮しても変わらない

 

現在の環境が恵まれていなくても

人生の価値観を強く持っていれば

年収も増えていく

 

価値観に沿って生きるほど日々の悩みは消え

自然と自分をいたわる行動が増える

 

外的な環境の変化に適応するために

まずは自分の「価値観」を見定めるべきこと

 

人生の目的や価値観という

自分軸がブレるから

外的な変化に振り回される

 

ずっと昔の狩猟採集民の人生の目的は

「生きる生む育てる」というシンプルなもの

 

その時点で未来の姿は確定し

次の行動に思い悩む必要はなくなる

 

ところが

ライフスタイルが複雑化した今日では

様々な行為に価値を見出すようになった

 

「有名になる」「好きなことして生きる」「日々を楽しく生きる」・・・などなど

 

人間の渇望するものである

自己重要感を満たすものが溢れている

 

価値観の多様化が問題なのは

選択肢が多すぎて迷いや不安が生まれ

自分の未来像をぼんやりとしたものに変えてしまうこと

 

選択肢が豊富な社会では

未来の姿はいくつにも分岐をくり返し

決してひとつに定まることがない

 

といっても

多くの人は「幸福になりたい」「認められたい」など

誰でも自分が何を求めているかは思いつくことだろう

 

しかし

本当の価値観とは

すべてが満ち足りた状態としても

やりたい気持ちが失われないもの

 

こんなふうに生きていきたいと

心から思えるような自分にとっての「人生の道しるべ」

 

それは何ですか?