やりたいことに時間を費やす
「やりたいこと」をやれてますか?
それとも「やるべきこと」をやっていますか?
例えば
仕事をやるべきこととしてやっているのか
やりたいこととして仕事をやるのか
「やりたいこと」としとしてやることと
「やるべきこと」としてやることには大きな違いがある
それが「内面」つまり「心」の状態
たいていは何かのために仕事をすることだろう
目的があって仕事するだろう
「やりたいこと」より「やるべきこと」としてやっていることだろう
人生の中で最も多くの時間を費やすにもかかわらず
仕事がなぜ「やりたいこと」ではなく
「やるべきこと」になっているのだろうか
日常でストレスを溜めず
心穏やかに過ごせるようになるために一つ考えてみよう
まず何より
仕事自体が好きなものにも楽しいものになっていないから
単純だが
楽しいなら、好きなら、自然と「やりたい」気持ちになるはず
日常で楽しいことや好きなことをしている自分を想像してみよう
まさに
その気持ちは義務的にやろうとしているのではない
やりたいからやっている
時間を忘れて集中して取り組むことができる
何より「やりたい」気持ちが持続していれば
少々きつくても苦しくても問題が起きても
何とかその壁を乗り越えようとするだろう
その時乗り越えられなくても
諦めない気持ちが芽生えるだろう
時間がかかっても諦めず続けようとしないだろうか
この前提がなければ
何かのためー生活のため、家族のため、お金のためーに
「やるべきこと」にしかならない
誰もがそのようにしか教えられていないのもあるだろう
仕事を義務的に果たすことがよくないと言いたいわけではない
その前提では
ストレスになり得ること多くなるということ
何より
将来をよりよくするために
必ず起こり得る環境の変化に適応するために
自分の能力を高めたい気持ちにはならない
それでは
そもそも自分にとってそんな楽しめる仕事
好きな仕事があるかどうか
何を基準にして仕事に取り組むか
その前に一つ注意しなければいけないことは
今時点の自分の能力で「好きなこと」「楽しいこと」が
「より簡単に」「より楽に」することではないということ
目的がそうなっていること自体
義務的な仕事にしかなり得ない
それに
そんな都合のよい仕事はそうそうない
そうではなく
自分の能力(強み)が活かされて何かの役に立ち
その能力をさらに向上したい気持ちになるもの
例えば
「日々人と接することで喜ばしたい」
「手先が器用だからモノづくりをしたい」
「○○で困っている人を助けたい」とか
自分の強みが活かせて情熱が持てるもの
プロセスなき能力向上はあり得ないから
続けられるものにしなければ意味がない
だから
自分の強みだけでも続かない
情熱だけでもでも続かない
両輪があるものにしよう
ただ
本当にやってみないと分からないこともある
むしろ
いろいろな経験によって分かることが多いだろう
その経験によって
自分の「強み」や「やりたいこと」も見つかることだろう
最初から
自分の強みを活かせることや
やりたいことがすぐに見つからない
実際周りを見渡してみよう
そうやって取り組んでいる人はどれくらいいますか
だが
日頃からその意識の高さがなければ見つからないのも確かなこと
ただ
単に仕事をこなすだけでなく
楽しめるように
好きになるように自ら努めていくこと
仕事の目的を再定義すること
取り組み方を変えていくこと
誰もが10年後がどうなるかは分からない
誰もが10年後の仕事に生活に保障されているわけではない
今のコロナ禍でもそう
不安とともに仕事が減少した人
無くなった人も実際にいるだろう
身近なところでもいるかもしれない
今の保障でつながれた仕事のままでは
いつそんなことが自分の身に降りかかってくるかも分からない
その時に唯一の保障が
ずっと築き上げてきた自分の能力(強み)だ
そのために
「やるべきこと」から「やりたい」仕事に
自らそうなるように努めていこう
あなたの意識の高さで
強みと情熱を持って
周りをよりよい方向へ導いてあげよう
人を動かす力となる
そこに投げかける言葉はいらないから
ひたすら示そう